先週は北大で開催された学会に出席していた.学会は9月だけどエントリーの締切は5月の連休ごろで,まあ学会のころには何とかなるだろうという見込でエントリーすると,本番直前になってから,話すネタない!と焦ることになる.今回のように.
とはいえ講演取り消しというのは最も不細工なので,「昨年に比べて何が進んだの」なデータと「まだ発表するには不足でしょう」なデータを中心に,若干の進歩を含めて発表した.ま,これまでの経過と今後の見通しを丁寧にご説明するということで.やっぱり内容が厳しいときは準備も気が進まないもので,懇親会もそこそこに,出番の日の朝までかかってようやくプレゼンファイルができあがる始末だ.
でもまあ実際の発表はまあ滞りなく済んだ.自己総括では「薄いデータを話術でくるんだ発表」というところだが,意外にも評判は悪くなかった.ボスからは「君らしい発表でなかなかよかった,この方向で精進してください」といわれたのは果して誉められたのか怒られたのか...