来週は出張。プレゼンテーションの準備をしないといけないというのに、こんなものを書いているのはつまり現実逃避というやつだ。子供には、さっさと週末の宿題を片付けろと言ったけれども。
電子書籍っていかがわしいというか,そんなもんいらんと思っていた。でもiPod touch青空文庫リーダーの「豊平文庫」を入れてみたら,これが結構イケる。著作権切れのものに限られるから古い作品だけしか読めないけど、それがかえってよかったりして。最近は寺田寅彦にハマっている。このひとの随筆を読むとサイエンティストの矜持とでもいうものが感じられて、それでいて文章は無味乾燥でないってのがすごい。さすがは寒月先生だ。「どんぐり」や「ねずみと猫」も良かったし「学位について」なんかは現代の話かと思いましたですよ。