無実です

携帯電話に知らない番号から電話がかかってきて、信用調査サービスだか興信所だか探偵事務所だか、なんかそんなところからと名乗る。んで、xxxなるメールアドレスはこの携帯電話で使っているもので間違いないか、という。それはワシの知りもしないアドレスなので、いや違うね、というと「ではすでに変更なさったということでよろしいのですね」とぬかす。いや変更なさったのではなくてはじめっから使ったこともないアドレスなのだ、といったところが、「しかし昨年の10月x日にこの携帯電話から送られたと、携帯電話会社の履歴に残っているのですよ。」とおっしゃる。そろそろ大分気味が悪くなってきて(無論初めから怪しいとは思っているけど)、何かイエスとかノーとかいわせるのが目的だとしたら言質を取られるのはまずいと黙っていたら「では変更なさってはいないのですね」と来る。ともかくそんなアドレスわしゃ知らんといったところ「では先方にその旨伝えます」といって切れたが、いったいこれは何だったのだろうか。何かの詐欺かそれとも。
そもそもe-mailの送受信履歴とか、アドレスと電話番号の対応とかを携帯電話会社が第三者に公開することは「ない筈」だから、その意味では詐欺の匂いがぷんぷんする。しかし「ない筈」をどこまで信用していいものか。あ、でも携帯屋がこっそりそれを公開していたとしても、ワシの電話から送ってはいないのだからそんな履歴があるわけない。というわけで出鱈目の話であることは疑いないが、ワシの応対は正しかったのだろうか。
一瞬、「弁護士のフジイ」と関係があるのかと思ったけどな。