中年一歩手前老い易く学成り難シ

学生さん達は春休みモードに入り、このところ研究室は閑散としてます。その分私はセンセイ稼業の比重が少なくて済むので、毎日楽しく実験をしています。今日はとある蛋白質遺伝子を欠くシロイナズナ変異株を探すため、ひたすら葉っぱを磨砕する一日を送りました。このような人を時にマサイ族と呼びます。そして結果はイマイチでした。
この実験では遺伝の法則に照らして結果を解釈します。ホモとヘテロが1:2:1で分離して…というアレです。20年ほど前に高校の理科で習ったはずなんですが、今実験結果を解釈しようとしてみると習ったこともすっかり忘れているのですねえ。これは何も遺伝の法則に限ったことではないので、図書室に置いてある高校の教科書を見にいくということはしょっちゅうです。要するに高校生の当時から理解できていなかったということなのか、あるいは繰り返し学習が大事ですということなのか…何にしても一生勉強ということですなあ。
ところで昨日の日記を読んだ同居人は、そりゃもうバーンと訂正!と書いたらどうよ、とアドバイスしてくれました。ならばいっそ、
葉緑体だなんて、勘違いでしたから。残念!

というのはどうだ?
もうちょっと考えてみよう。