受験シーズン雑感

今日は二次試験の試験監督をしてまいりました。2年間国外逃亡していたツケが回ってきたのか2科目受け持ちで、しかもうち一つは数学2時間半でした。2時間半の間は居眠りをするわけにも本を読むわけにもいかないので、試験問題を頭の中で解こうとしてみたりします。まぁこれにもあまり夢中になっているわけにいきませんが、今じゃ夢中になったとしても完答の自信があるのは6題のうち2題というところでしょうか。これじゃ不合格だよ。
最近は、目薬を持ち込む受験生が多いですね。私が受験したときはもちろん、試験監督をするようになった10年ほど前も、目薬というのは見かけませんでしたが。花粉症のひとが増えているのでしょうか。そういえば先月のセンター試験のときはひとりもいませんでしたので、季節的にもそういう時期だということなのでしょう。
幸い今日も大きな問題はおこりませんでした。中にひとり、この時計は駄目でしょうか と多機能そうなデジタル卓上型時計を見せる受験生がいました(使用できる時計は計時機能のみのものに限る ということになっています)。試験監督一同悩んだ末に うーんまあいいことにしますが、計時機能の他は使わないで下さいね と伝えたのですが、そしたらじゃあこれにします といって普通の時計を出してきました。なら最初っからそっちを使わんかい!
親御さんが付き添われていた方も結構多かったみたいです。自分が受験生だった当時は親がついてくるのはカッコ悪いと思ってましたが、今ではまあ親御さんの心配もわからないではないですね。特にウチの息子なんかは心配なタイプですし。ちなみに私のときは同級生4人で鳥取から京都さ来て、一緒に旅館に泊まって、試験受けて帰りました。なので心配と金はともかく手はかけてないのですが、問題は合格発表のときで、神戸にいた兄に京都まで結果を見にきてもらいました。当時は神戸と京都って近いもんだと思っていたので、考えてみれば迷惑なことを頼んだものです。今さらながら、どーもすまんことでした>兄。
帰途、大学の構内で鶯の声が聞こえました。もうすぐ春ですねぇ。