センタア試験

今日は午前中、大学入試センター試験のお手伝い(試験監督)をしてまいりました。センター試験に関して今年の話題はなんといってもリスニングテストの導入ですね。受験生の皆さんにとっても不安なものかもしれませんが、試験監督の側も相当ピリピリしています。幸い私の担当科目は公民と地理歴史でしたが、リスニングテストの試験監督に当った同僚は、つつがなく終えられるんだか、前日から心配でキモチワルくなってくる といっていました(と思ったらやっぱりいろいろトラブルがあったようですね)。大体がセンター試験は「全国共通の条件で受験できるように」という建前なので、試験監督も統一的な対応が求められるってことで、二次試験よりもむしろプレッシャーを感じます。リスニングテストに関していえば外部の騒音(飛行機の音とか雷とか)の影響は考慮されないのだそうですが、それが全国共通の条件かよ、と言いたい気もします。実際京都ではセンター試験と駅伝が重なることがあって、そうなると上空から中継するヘリコプターが結構うるさかったりするんですよね。まあリスニングテストが始まるのは夕方ですから駅伝はもう終わっている時間ではありますけども。
騒音といえば、今を去る十数年前私が二次試験を受けに来たときのことを思い出します。朝スチーム暖房の蒸気が各部屋に回りはじめるときは、パイブのひずみだか内部の空気の膨張によるんだか知りませんけど、金属を打ち合わせるような騒音が響きわたりますよね(知らない?)。私はそういう事情を知りませんでしたので、中核派(過激派、当時は学内でよく見かけた)のお兄さんたちが暴れているのかと思っていました。
今はもちろんエアコンで静かなもんです。受験生のみなさんの健闘をお祈りしています。