無事下山

天気がよいので子供と公園に行った。娘は公園に着いて10分くらいで水溜りの中に倒れ込み、家に強制送還と相成った。息子は「キャッチボールと、サッカーをする」といって一式持ってきているのに、「木登り」をしているばかりで球技なんかしやしない。ちなみに「木登り」といっても、地上1 mくらいの枝分れ部分にセミのようにしがみついたままだ。「寒くないのか?」といったら「たいようがあたっていると、さむくない」という返事だった。セミというより爬虫類というべきか。
それにしてもこれでは大人が退屈なので、散歩にでも行こうといって東山トレイルコースの中につれこんだ。一昨日雪が降ったばかりなので足元はよろしくないが、静かな中に鳥のさえずりが聞こえて大変気分がよい。遠く下界からチリ紙交換車のアナウンスが聞こえてくるのはまあご愛敬だろう。10分ほどだらだら坂を登ったら平坦で市街地が見下ろせる場所に着き、そのまま縦走して一乗寺方面に降りようかと思ったが、道がわからなりそうだったし昼飯どきが近いので止めておいた。家に帰ったらかーちゃんに「どうりで携帯電話が通じないわけだ、どこに行ったかと思ってたら!」と叱られた。でも家から5分ほどでハイキング気分を味わえるのだから悪くない。また行くことにしよう。