性格悪いぜ

午前中にエラそーなおっさん2名と作業服みていなものを着た輩が5、6名、学部の事務方に連れられてやってきた。なんでも、「エネルギー使用量削減のための実地調査」に来られたのだそうな。つまりは、無駄使いしてないか見にきたってわけだな。エラそーなおっさんは時計台の役人らしい。どうでもええけど、ひとつしかない入口の前にたむろするのは止めてもらえんかな。邪魔だ。腹が立つから硫酸のボトルを持って、「すんません、通してくださーい」と往復してやったさ。
連中はほどなく、「部屋が明るすぎ」なんてことをご指摘になって隣の研究室に向かわれた。面白くないので、同行していた学部の事務方に「あの連中は何ですか?あんなに大人数で来て、手持ち無沙汰って感じでしたね!ああいう人件費も、なかなか大変でしょうね!」と感想を述べておいたが、去りゆく視察団には聞こえただろうか。