はめられた

隣の研究室の教授がやって来て、花粉のエキスパートを知らないか?論文の査読を頼みたいんだが、と言う。はて?そうなるとあまりに大御所よりもフットワークが軽い中堅クラスがよかろうし... ちょっと調べてみましょうか。といったところが、いや、すぐ思いつくのでなければ結構ですよ。それとも、君がやってくれてもいいけど?という。花粉の形態学なんぞ素人も同然だが、投稿論文の内容を聞く限りではなんとかなりそうに思ったので、いいですよ、と返事をした。その後教授が出ていってから気がついた。さては、最初っからその心算だったんだな!