馬子にも衣装

今夜は「ぶんだん」だった。団員手帳に貼る写真を撮るので制服を着てくるように、というお達しがあり、ネクタイ×背広型制服(袖に階級を示す金筋入り)×制帽(朝鮮人民軍風)×半長靴(!!)という出で立ちで詰所にいった(ふだんは草色の「作業服」で活動する)。途中、すれ違う地域住民の方々の視線が痛かった。スーツに半長靴はいただけないと思うが、実はワシの制服はズボンの丈があってない(かなり短かい)ので短靴だったら更に怪しい。これは、制服の既成サイズでぴったりのものがなく、ウエストを合せればつんつるてんになり、さりとて丈を合せれば2人くらい入れるウエストになってしまう、その間でなんとか妥協点を見出した結果である。
さて詰所にいってみると皆黒服で来てはいるのだが、その着こなしは実にバラエティーに富んでいた。どうせ写真に写るのは上半身だけだからというので、黒服上着に作業ズボンの者、上下黒服なのに作業帽(野球帽型)あるいはヘルメットの者、ネクタイを結ばずに首にぶらさげたままのなんだか酔っ払いみたいなおじさん... 大学以上に怪しさでいっぱいだった。
まあワシの場合首から上が一番怪しいのではあるが。