ラボにノートパソコンを1台調達した。デルの直販サイトからで65,000くらいだったと思う。Windows XPが入っている他はOfficeなんか入っていないけれど、これはいま全学で導入が進められている「化学物質管理システム」の端末として使うものなのでそんなものはいらない。そもそも、いうてすまんが「化学物質管理システム」の実用性ってものがかなりクエスチョンマークつきなのであまり熱心につかう気になるかどうか。このシステム、ウチはいいよってんで導入を先延ばしにしてきたのだが、ついに今週端末設置作業に来るというので、急遽パソコンを購入した次第。導入後は、ラボで使用する試薬類を購入から廃棄まで一貫して管理するため、ボトル一本一本にバーコードを付し、使ったら使用量を端末から打ち込み...ということになる、らしい。いってみれば、これまでRI化合物についてやっていたことを一般試薬についてもやろうということか。いや化学物質の適正な管理が必要なことはいうまでもないし、反対するものではない。しかし使う試薬の種類が少ないところにはいいだろうが、例えば生化学系のラボにとっては運用面で現実的でないところが多いような気がして心配。Blogを毎日書くのと同じくらい大変だよきっと。それに全ての試薬にバーコードったって、ラベルより容器のほうが小さいものだってざらにあるんだけどなぁ。
余談ながら、そういう極チビ包装でかつ冷凍の試薬を購入したところ、いつも元気のよい業者○○薬さんが「マイナス20℃保存の試薬です!」と、しっかり掌に握って持ってきてくれた。というエピソードを聞いた。ちょっと出来過ぎているからネタかもしれませんなあ。