晩飯どき,娘が突然号泣しはじめた。何事かと思ったら,お茶を飲むつもりが誤ってビールを飲んでしまったらしい。かーちゃんの分のビールだからよかったが,ワシのだったらワシも泣いたかも。まそれはともかく何故に泣いたのかというと,苦かったのもさることながら,父母のように酔っぱらって顔や腹が赤くなったらどうしようとそういうことだったらしい。
なかなか泣きやまない妹をなだめようと心優しい兄坊主がいろいろ言葉をかけてくれるのだが,笑わせようとする言葉が全て裏目に出るところがまた彼らしい。「オレだったらオエってなるかもしれんで!」とか。そしてその後語って曰く,「オレはなー,はたちになっても酒は飲まないことにする。20歳になってから飲むわ」。そうだね,おとーさんもそれがいいと思うよ。