悔い改めよ

学会終了。世田谷の大学から都心まで戻って新幹線に乗るころは午後7時、しかも金曜日ということで新幹線の普通車禁煙席は満席。グリーンは空いてるというご託宣なれど吝嗇者はそこまで思いきれず、とりあえず自由席の切符を購入したけれど、それも品川から乗ったんじゃ座れるわけがない。というわけで京都までの2時間半立ちっぱなしで帰ってきた。とりあえず早く帰るほうを優先したので。
学会に行ってると、ああこんなことしてないであの実験しなければ、これもしなければ...と考え始めて落ち着かない気分になる。必ずしも、ひとの発表を聞いて焦るというのではない。自分の仕事が足りてないことは普段から自覚している。例えば興味の持てないセッションの間は考えるより他にすることがないので、普段十分に反省していない(あるいは考えないようにしている)ことが頭の中を駆け巡るという次第だ。その意味では学会に出るのも有意義といえようが、問題は、喉元過ぎればすぐに熱さを忘れることなんだな。