お役所

最近、事務方からの各種文書はe-mailで送られてくることが多い。そう聞くといかにも効率化が進められてると思われそうだが、実態はさにあらず。
そういうメールの基本構造は以下のような具合だ。

各分野 御中

標記のことについてxxからの通知をお知らせします。
                専攻事務室

-------- オリジナルメッセージ ----------------
件名: xxxのxxx講習会について
差出人: "xxxx"
日付: 2007年 7月月 23日 (月) 4:00 pm
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各専攻長・施設長 殿

xxxのxxx講習会について、添付のとおり通知します。
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xx研究科事務部

これに添付書類が3つくらいついてくるのだ。余談ながら「オリジナルメッセージ」の日付は常に"月月"だ。バカっぽい。
こんな感じで無意味な2段構えになってるのがまず気に入らない。そしてどういう内容かを知るためには添付を開かなければならないのが腹立たしい。そういうことはメールの本文に書けよ。でもまあ仕方ないから添付1を開くと、そこにはこう書いてある:

xx研究科等事務部長

xxのxxx講習会について
標記のことについて、xxxより別紙のとおり通知がありましたので、お知らせいたします。

つまり添付2を開けときた。そして添付2は.docだったりして、ここに至りもう完全に読む気が失せている。こんなクソみたいなカバーレターいらんっちゅうねん。
もっともこうしたことは役所に限ることでもないらしい。以前(もう10年近いか)、重工系某メーカーに就職した同級生が言っていた。エラいさん達は、通知文をそのままメールで送らず紙に打ち出したものをスキャンして、その画像ファイルをメールの添付で送る。当時はまだまだサーバのスペックも貧弱だったから、システム管理者達が恐慌を来たしている、と。こうしてみると10年たってもあんまり変っていないともいえるな...