参観日に思う

きょうは、息子の小学校と娘の幼稚園の日曜参観日だった。この幼稚園と小学校にきょうだいが通っている家庭は多く、参観日のハシゴをしている人も多かった。厄介なのは幼稚園の場合親子で登園・降園となっていることで、それらの時間帯は父母のどちらかが幼稚園に居なければならない。我が家でも父・母の分担について綿密に計画した上、携帯電話で連絡を取りつつ交替を行なう方針で臨んだ。しかし後でわかったことには、ヨメは携帯電話を家に忘れていた。
おもしろいことに、幼稚園のほうは「父親参観日」と銘打っているのに対し、小学校の参観日は「休日参観」としか謳っていない。どっちかというと今日び敢えて「父親」と指定するほうが珍しいのではないかと思うが、この幼稚園では日頃からあくまでも母親が主であるという態度がはっきりしているので、そうなるのではないかと思う。園からのお便りの文章も大抵はハナから「お母様方」であり、通常「お父様方」は登場しない。つまりは期待されていないのだ。ま、実際の貢献とか関わり方を考えればそれが妥当なところでもあり、園の態度として潔いといえるのではないか。
滞米時に見たところでは、アメリカ人の父親達は随分子供の世話に忙しそうだった。日本の父親ももう少しは子育てに協力するべきとは思うが、しかしあまり出しゃばると却って迷惑という説もある。難しいもんです。