NHKクローズアップ現代」が、脱Windowsの流れが拡大・代りにlinux、てな放送をやっていた。最後10分くらいのところしか見ていないのだけれど本当かいな。小学校などに導入されたものの今はもうスペック的に古くなってしまったPCにlinuxを、という話も紹介されていたようだった。しかしCUIに限ったサーバ用途ならともかく、Gnomeなんか動かすにはそれなりにCPUパワーも必要だと思うが。ちなみにワシは学生のときはMac→就職してから5年ほどlinuxメイン→その後2年くらいIBM ThinkPadWindows 2000→改心して再びMac(3年前から)という変遷を辿っている。おうちではずっとMacだけど。Windowsを使っていたのは、ラップトップでlinuxにはやはりいろいろと制約があったのと、渡世の義理でWord/Excel書類を扱わないわけにはいかなかったから。なので滞米中にThinkPadがぶち壊れたときにはWindows機でなく、UNIX互換OSでOfficeが使えるPowerbookにした。
ちなみにワシの業界ではもともとMacユーザーが多かったのに、Performaとかの煮え切らないものが売られていたものだから衰退の一途を辿っていた。それがOS Xの発売で盛り返し、昨年の科研の班会議では出席者の実に4分の3がMacでプレゼンテーションしてた。まあこれは世間的に見ればずいぶん変な世界だろうとは思うが。現に研究室の学生さんにはMacユーザはひとりもいないので、全体のシェアは推して知るべしってことだ。
そんなこんなで最近はlinuxの動向を全然知らない。ラップトップで使うのに不自由しなくなったのかしらん。Powerbookは気にいっているのだけど重く、これを持って職場と家を往復するとなるとリュック以外の鞄は使う気になれない。持ち運びの容易な軽いマシンでlinuxが問題なく動くとしたら、それはちょっと気になるかもしれんなあ。