鳥取にはつい先日帰省したところであるが、今回は学会のため出張。学会期間中は、朝はそれなりに早く夜は遅くなる。酔っぱらって帰ったりもする。なので実家には泊まらずホテル滞在だ。まあ会場へは汽車(電車ではない)で行くことになるので、駅近くに泊まるのがいずれにしても具合がよい。

それはさておき、今日はJRのダイヤが乱れまくりでえらい目にあった。なんでもわたくしがスーパーはくとに乗る直前にどこやらで雷が落ちたんだそうで、京都高槻間は運転見合せに。あおりをくらってわたくしが乗る筈であったはくとは運転取り止めに。え、取り止め、ですか。そんなあなた、しれっと。どうにかならんのですか。と尋ねてみると、鳥取姫路間は運転しているんだそうだ。そして、いまからですと、姫路まで新幹線で行けば、乗る筈だったはくとに間に合いますよ。新幹線特急料金をお支払いいただく必要はありますけども。とおっしゃる。何だかしてやられた感一杯ながら、さっさと鳥取へ行ってしまいたいので、言われるがままに新幹線で姫路へ行った。
そうして姫路について、ほぼ時間どおりに列車も入線してきた。万歳。これに乗ってしまえば最終的には時間どおりだから、まあ京都姫路間のことはなかったことにしてやる。と思いきや、なぜかいったん入線してきたはくとが、ふたたび車庫へ戻っていくではありませんか。あれれー。そして、「京都から新快速でお越しのお客様を救済のため、遅れて発車いたします。再度列車が到着するまでお待ちください」とぬかす。あっ、それじゃ新快速で来たらよかったんじゃないか。あんた新幹線乗れって言ったぞ。金返せコラ。(京都高槻間運転見合せのくせに、新快速は走っているってのがわたくしにはよくわからんが、まあ事実そうなっていたんである)
立食いソバなど食して時間を潰した後にようやく列車に乗せてもらえたが、発車したのは定刻から40分遅れ。その後も信号待ちやらなんやらで止まること止まること、結局1時間遅れで鳥取に到着したのだった。まことに幸先のよい学会スタートといえよう。